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特集/「美少女・井上穂奈美」の魅力を、
国際ダンス写真家・柳沢雅彦が熱く語る


(インタビュアー・西野かおり)


このロングインタビューは写真集「美少女一番星」
(モダン出版/TEL03−3814−7180)の撮影・制作現場からの報告です。



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PART4. 素直な視線

【質問】オーディションのときに一番重視したのは、何でしたか。

【柳沢】女の子の輝く瞳でした。

【質問】眼のキレイな新人を優先して選んだということですか。

【柳沢】もちろん眼がキレイかどうかは重要な要素でしたが、それだけではありません。

【質問】では何を…。

【柳沢】ほとばしる私の情熱をどこまで鏡のように受け止められるか。つまり正確に見つめ返せるかということです。彼女たちの夢に立ち向かう意思の強さが知りたかったんです。

【質問】それは、なかなかユニークな選考基準です。

【柳沢】しかも相手の瞳から跳ね返ってくる視線に邪気が混じっていてはいけないんです。

【質問】邪気ですか。なんかサスペンス仕立てみたいですね。

【柳沢】いえいえ。純粋な気持ちで写真集のモデルになりたいかどうかということです。

【質問】そうでない子もいるんですか。

【柳沢】そりゃ、いますよ。いっぱい、います。利用できるものは何だって利用してやろうという執念、いや野望のようなものをギラつかせた女の子を何人も見てきました。

【質問】怖いですね。なんか女ストーカーを連想してしまいます。

【柳沢】とにかく私を踏み台にして夢舞台へとのぼりつめていこうという女の子では困るんです。私が求めるものは、顔の美しさのみならず、心の清らかさでもあります。

【質問】じゃあ、オーディションの段階から、すでに柳沢さんとモデルとの間で真剣勝負の火花が飛び散っていたんですね。

【柳沢】その通りです。

【質問】どうやって相手の本心までも見抜こうとしたんですか。

【柳沢】応募してきた女の子と向かい合い、じっと彼女たちの瞳を凝視しました。こんな時、かつて新聞記者として悪い奴らのウソと戦ってきた経験が生きてくるのです。そして18才未満の部において、もっとも澄みきった『心の窓』を持っていたのが井上穂奈美だったんです。彼女は顔ばかりか心も美しいと私は判断しました。

【質問】そこまで徹底したオーディションとは知りませんでした。でも、どうして、そこまで厳しい選考をしたんですか。ふつうは見た目だけで決まるんでは…。

【柳沢】はっきり言って透明感のある、妖精のような美少女を採用したかったからです。

【質問】最後に、井上穂奈美の魅力について語ってください。

【柳沢】写真集というのは映画やTVドラマと同様、見るものに夢と希望を与えるためのものだと私は考えます。制作の手法こそ、いたってシンプルで、ページによってはコンパクトカメラで撮ったところもあります。私の場合、ほとんどポーズにこだわらないので、写真が生きるも死ぬもモデルの瞳の輝きだけで決まってしまうのです。同じニコッとした顔でも、ただ作り笑いしたものか、その場面に溶け込み、おのずと微笑んだものかの違いは、目の肥えた読者には見破られてしまうでしょう。じっと12才の美少女・井上穂奈美を見つめてみてください。彼女の「素直な視線」は信じられないくらい見るものの胸にしみこみ、心をいやしてくれるはずです。この写真集は、そういう意味で『本物志向』なのです。

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