PART4. 彼女の恋人役
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| 【質問】 | 写真集が完成したら、彼女に対して、どうしたいですか。
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| 【柳沢】 | まず「お疲れさま」と労をねぎらってやりたいです。だって今度の写真集は彼女の人生において初めての大舞台。
そして12才ながらも立派に「主演」をやってのけたのですから大したものです。もしかしたら誰よりも密度の濃い充実した1年間だったかもしれません。ひと回りも、ふた回りも成長したんじゃないかな。
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| 【質問】 | 写真集の出来栄えと満足度は。
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| 【柳沢】 | 出来栄えについては何とも言えません。写真集を買った人が、どう思うか。それだけです。
極端な話、売れる部数は少なくてもいいから、1人でも多くの人に満足してほしいと願っています。彼女の笑顔にいやされる読者だけが買ってくれればいいんです。あくまでも私は写真家として彼女のプライベートアルバムを引き受けただけです。
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| 【質問】 | この写真集で伝えたいものは。
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| 【柳沢】 | 写真集は、いわば彼女の才能の多面体ですね。いろんな顔があるのは、時と場合によって、どんな役でもこなせるという彼女の才能の豊かさでしょう。
誰よりも間近にいる私には、どんどん彼女の才能が開花していくのがわかりました。それが眩しかった。
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| 【質問】 | 写真集を完成させた柳沢さんの今の気持ちは、いかがですか。
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| 【柳沢】 | 初めは写真家として彼女と出会い、撮影とともに、あるときは恋人役、また時には父親役を務めながら仕事をしてきました。
誰よりも熱い眼差しで彼女を見つめ、彼女は期待に応え、一段と美しさと輝きを増しました。これで私の役割は、すべて終わりです。
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| 【質問】 | 写真集の読者に対して言いたいことは。
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| 【柳沢】 | 彼女は、いま私のもとから離れ、読者1人ひとりの心の中へと旅立ったのです。
ですから写真集を眺めるときは、あなたが彼女の恋人役を追体験することになります。
優しく彼女に語りかけるようにページをめくってやってください。今度は、読者のあなたが彼女を応援する番です。ファンレターでもなんでも、よろしく、お願いします。
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| 【質問】 | 柳沢さんは彼女に対して何を望みますか。
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| 【柳沢】 | かつてオードリー・ヘップバーンのような銀幕の大スターが世界じゅうの男たちを虜にしたように、彼女が、この写真集を踏み台にして、さらに大きく飛躍してくれたらいいなと思います。
女優になるかどうかは彼女自身が決めることですが、どちらにしましても私は将来、彼女が幸せな人生を歩んでくれることだけを祈っています。そして「12才の写真集は素晴らしい思い出だった」と、いつか振り返ってくれれば…。
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| 【質問】 | 柳沢さんは、もう女の子の写真集を出さないんですか。
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| 【柳沢】 | いつになるかわかりませんが、あと1冊は出したいですね。
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| 【質問】 | 次は、どんなモデルなんですか。
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| 【柳沢】 | 現段階では18才以上としか言えません。こちらもオーディションで決めました。
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| 【質問】 | どんな内容ですか。
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| 【柳沢】 | 詳しいことについては一切言えませんが、とっても瞳の美しい女の子です。
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| 【質問】 | そちらのほうも楽しみですね。本日は、いろいろ突っ込んだ質問に答えていただき、どうもありがとうございました。
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| 【柳沢】 | あまりの厳しい質問攻めに、写真集を1冊撮った以上に疲れました(笑)。
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