PART2 「どうやって撮ったか?」
≪後編≫


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【質問】話を元に戻しますが、どんな具合に撮影が進められたんですか?

【柳沢】ひとことで、毎回、写真家とモデルの「せめぎ合い」でした。

【質問】「せめぎ合い」ですか? それって、ちょっと過激じゃありません!?

【柳沢】そう、過激…。でも、それ以外の言葉が見つかりません。

【質問】もっと、わかりやすく説明してください。

【柳沢】ソロ写真集だったら、女の子は素直に自分のいい顔を見せようとするだけなんですが、このような選抜美少女写真集ともなると、さすがに、みんな競争心も高ぶるわけです。 女の子同士は仲間でありながらも、ライバルですからね。

【質問】なーるほど。

【柳沢】例えば超満員のエレベーターに乗り合わせたら、偶然にも自分以外は、みんな10代の若い女の子だったというような感じですよ。はっきり言って色香の渦です。

【質問】もし、そうだったら、柳沢さん、最高に幸せでしょ?

【柳沢】いや、悪夢です。一度だけ、エレベーターで女子高校生の群れに巻き込まれた経験がありますが、本当に窒息死するかと思いました。 どんどん意識が薄らいでいく中で「こんなところで死ねるか!」と、みずからを奮い立たせました。

【質問】だって昔、好きな女のためなら死んでもいいっておっしゃったじゃないですか。

【柳沢】すごい記憶力ですね。

【質問】女は、そういうセリフは忘れないものです。

【柳沢】まいったなー。でも好きな女と、これとは話が違います。

【質問】いずれにせよ、窒息死せずに無事に生還できて良かったですね。

【柳沢】昔の苦い経験を踏まえて、欲張らずに1人ずつ撮りましたから…。

【質問】しっかり学習したんですね(笑)。

【柳沢】僕は神経が繊細すぎるのか、妙に色香に溺れちゃうところがあるんです。たまたまダンスの写真では上手くいったのに、女の子の写真では、いつも危なっかしい。

【質問】だいたい想像がつきます。

【柳沢】そうかなー。

【質問】柳沢さんは、そもそも女の子に優しすぎます。いつも尽くして尽くしてヘトヘトになっちゃう。 自分の命を削ってでも懸命に女の子を守ろうとするから大変なんです。

【柳沢】その辺のところは、自分でもどうだかわからないけど、とにかく疲れました。もう選抜美少女写真集は、お腹いっぱいって感じです。

【質問】でしょ、やっぱり…。この際だから言いますけど、もっと女の子を冷たく突き放さないと、とても女の子のカメラマンは務まらないような気がするんですが…。

【柳沢】確かに、そうかもしれませんね。

【質問】こんな写真集は、どこにもないから、そういう意味では貴重かもしれませんが、いくら頑強な柳沢さんでも、もう身体が持たないんじゃないですか。

【柳沢】まあ僕も、いつまでも美少女写真集をやってるわけじゃないからね。

【質問】と言いますと?

【柳沢】これが「美少女・3部作」の最後の作品です。とりあえず、ひと区切りかな。

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引き続き誕生秘話その3をご覧ください








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